Guitars
楽器マニアでもあるkanHAAEM
いとしい愛器たちをすこしだけ紹介
Fender STRATOCASTER 1975年製
昔はストラトに興味なんかなかったんやけど[Strelitzia]レコーディング時ストラトの音が欲しくて1回借りたんだ
その時になんて完成されたギターなんやろと急に所有したくなってしまったんだよね
この75年製のストラトはボディ材がアルダーで約3.2kgと最軽量ともいえるくらい軽い!
ネックとPOTは74年製
ピックアップはフラットポールピースに変更直後の75年製
シリアルは530000番台ということで75年に組み上げられて出荷されたストラトキャスター
Martin O-16 NY 62年製
メインの鉄弦はMartinのO-16
この12フレットのスモールサイズがニューヨークに工房があった頃の主流のカタチ
60年代に復活した際に”NY”と型番がついたモデル
P.UはLRバッグスのiビームパッシブをセレクトしついでにマグネットP.Uもブレンド出来るようにステレオ仕様に改造してます
ショップの話ではアメリカのセレブ宅の暖炉横のソファにぽつんと置いてあったのを買い付けしてきたらしい
俺んちの居心地はどうだい?Martin君
Gibson Humming Bird 66年製
かつてのメインギター”ハミング バード”
ハチドリの彫刻がされたピックガードが有名なギター
60年代のGibsonの特徴”アジャスタブル ブリッジ”仕様
もうストロークしたらなんともいえないくらい気持ちいい
P.UはFISHMANのレアアースハムかLRバッグスのM1に
付替えできるようにしてあり
AKGのコンデンサーMicをMix出来るステレオにカスタム
SAKAZO NAKADE No.G 68年製
ナイロン弦のメインギターです
”中出 阪蔵”のTOPスプルースSIDE/BACKハカランダ単板仕様
ルシアー中出 阪蔵氏は日本で初めてギターを製作した偉大な人です
このギターの製作は68年でまだワシントン条約でハカランダの輸出がOKの頃
ちなみにハカランダとはブラジル産のローズウッドのことで超高級木材のこと
ハカを惜しみなく使ったこのギターの音色は重くてリッチな感じ
あまり見ない60年代のシャーラー3連ペグも搭載されたギター
P.UはLRバッグスのiビームパッシブを搭載
Silver Tone 1446L 50年代製
50年代後期製作と思われるビザールギター
ビザールギターっていうのはまぁ簡単にいえばチープなギターです
Gibson,Fender,Gretsch等の高価なギターに手が届かない10代達に向けて
通販等で手に入るギターでした
当時アメリカにはさまざまなビザールブランドが存在してました
ハーモニー、ダンエレクトロ、スプロ…
このシルバートーンも製作はハーモニーのOEM生産機です(たぶん?)
ギブソンかエピフォンのミニハム搭載でビグスビーアーム仕様(共に50年代!)
結構枯れたいい音するんです
ペグはスパーゼル、ブリッジはABR-1に改造済